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MEME

またしても何も知らない大泉洋さん(23)

読み:またしてもなにもしらないおおいずみようさんにじゅうさん

別名:またしても何も知らない大泉洋さん(23)、何も知らない大泉洋

『水曜どうでしょう』で偽企画を信じる大泉洋へ付いたテロップを、蚊帳の外の人物に重ねるミーム。

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どんな画像?

「またしても何も知らない大泉洋さん」は、北海道テレビの番組『水曜どうでしょう』で、大泉洋に「またしても何も知らない大泉 洋さん(23)」というテロップが重ねられた場面をもとにした画像ミームである。

事情を知っている人たちの中で、一人だけ計画を知らされていない役を大泉の画像に担わせる。字幕は大泉本人が発した台詞ではなく、番組側が視聴者へ状況を知らせる説明である。internetmemeの解説では、広く使われるのはDVD版/Classicの画像で、本放送の字幕とは少し異なるとされる。括弧内の「23」も、画像が作られたネット上の流行期の年齢ではなく、元の映像当時の年齢を示す。

元の場面は「サイコロ3」の導入

出典は、初期の企画「サイコロ3」の前編で、本当の旅が始まる前の場面である。大泉には、AIR-G'での鈴井貴之のラジオ番組を密着取材する企画だと伝えられていた。そこから東京へ連れ出され、最終的には再び「サイコロの旅」に参加する流れになる。

本当の企画を知らせないまま別の仕事のように導入する仕掛けがあり、「またしても」は、それまでにも旅へ連れ出されてきた積み重ねを含む言葉である。単に、誰かが一般常識を知らない、という意味の字幕ではない。

HTBの公式DVD紹介では「サイコロ3」を1997年の長距離移動の企画として説明し、延べ8日間、総移動距離1万キロ超のロケだったとしている。画像の出典となる1990年代の番組企画と、2020年代のSNSでの再流行は、時期を分けて扱える。

画像ミームでは「知識の差」を作る

番組内では、視聴者が仕掛けを察する一方で、大泉は偽の説明を信じている。画像ミームでもこの情報の差を借り、複雑な状況や裏の計画を知る人物を並べ、最後に大泉を置くことで、何も知らされていない一人を示せる。

もう一つの使い方は、「A VS B」という対立へ、事情に無関係な大泉を加える形である。internetmemeの解説も、「○○VSまたしても何も知らない大泉洋さん(23)VS○○」の形式を記録している。強大な相手や深刻な事情に、本人の知らないところで参加させられる理不尽さがオチになる。

説明用の作例: サプライズ誕生日会を準備する友人たちの説明に続けて、本人役として「またしても何も知らない大泉洋さん」の画像を置く。これは、事情を知る側と知らない側の差を説明するための作例で、実在する人気投稿の引用ではない。

2021年初めの再流行

internetmemeは、2020年末の使用記録を挙げたうえで、2021年1月に画像の利用が急に広がったと整理している。とくに1月3日の映画『天気の子』のテレビ放送に関連した投稿を、再流行の節目としている。古い使用記録があることと、その投稿がミームを最初に作ったと確定することは別である。

同年11月17日のイー・ガーディアンの発表では、「またしても何も知らない大泉洋」が「SNS流行語大賞2021」の30のノミネート語に入った。番組の放送当時に限られたネタではなく、画像や字幕の形式が2021年のSNSでも通用していたことを示す記録である。

「全部知ってるアメフトの皆さん」との対比

対にされる画像として「全部知ってるアメフトの皆さん」も知られる。internetmemeは、こちらも『水曜どうでしょう』由来の素材として紹介している。知らない一人と、知っている集団を並べると、立場の違いを短く表現できる。

これは大泉のテロップの別名ではなく、対比に使われる別の画像である。大泉の元場面とアメフトの画像を、同じ一場面の出来事としてまとめることはできない。

参考資料

関連ミーム

関連ポイント: 「VSダークライ」は、無関係な第三者を対決に巻き込む形式として近い。「宇宙猫」は、理解が追い付かない状態を画像で表す反応として関連する。大泉の画像は、とくに「本人だけが事情を知らない」という情報の差を示しやすい。

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VSダークライ

2007年の映画『ディアルガVSパルキアVSダークライ』の題名を借り、二者の対立へ無関係なダークライを付け足す構文。人同士の争い、選択肢で迷う気持ち、内心の葛藤などを映画の三つ巴の対決のように大げさに表す。前の二枠を変え、最後のダークライを残すことが基本の型。

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宇宙猫

宇宙を背景に猫を配置して、理解を超えた状況・思考停止を表現する画像ミーム。

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出典・参考