MEME
はしょれメロス
読み:はしょれめろす
別名:はしょれメロス、フロクロ版はしょれメロス
太宰治『走れメロス』の文章を大胆に省略し、短縮そのものを笑いにしたフロクロの2019年作品。
どんなネタ?
太宰治『走れメロス』を、筋道が辛うじて残るぎりぎりまで短くした文章作品です。題名も「走れ」から一文字抜いた「はしょれ」となっており、物語を省略する行為そのものが駄じゃれと編集芸になっています。原文を知っているほど、削られた箇所を頭の中で補って読める仕掛けです。[1][3]
作者と発表時期
企画・音楽などを手掛けるフロクロ(Frog96、@2r96)が2019年5月2日にTwitterへ投稿しました。所属先による当時の紹介では約19万いいねを集めた作品として挙げられ、言葉や既存の文脈を別の切り口で捉え直すフロクロの代表例の一つになっています。[1][2]
面白さの構造
単なるあらすじではなく、元の文体を連想させる断片を残しながら、人名や状況説明まで容赦なく切り詰めています。そのため、読者は「意味が通る」「急すぎて通らない」の境界を往復します。国語教材として広く知られた作品を共通言語にし、欠落した情報を読者の記憶に補わせる点が笑いの中心です。
同名作品との区別
「はしょれメロス」という題名は、別の作者が作った要約や朗読にも使われています。この項目で扱うのは、2019年5月にフロクロが画像付きで公開した版です。引用や二次利用をするときは、同じ題名だけで判断せず、作者名と元投稿を併記したほうが取り違えを防げます。