MEME
アマビエチャレンジ
読み:あまびえちゃれんじ
別名:アマビエチャレンジ、#アマビエチャレンジ、#AmabieChallenge
疫病除けの伝承を持つ妖怪アマビエを描き、SNSで共有した2020年の創作参加運動。
どんなチャレンジ?
新型コロナウイルスの感染拡大が始まった2020年、疫病を鎮めると伝えられる妖怪アマビエを描き、#アマビエ や #アマビエチャレンジ を付けて共有する動きです。イラストに限らず、ぬいぐるみ、菓子、折り紙、漫画など多様な作品が作られ、外出しにくい時期の創作参加企画になりました。[1][2]
歴史上のアマビエ
基になったのは、江戸時代の弘化3年(1846年)に肥後の海へ現れたとされる怪異を記した瓦版風の資料です。長い髪、くちばしのような口、鱗のある胴体と三本足で描かれ、「疫病が流行したら自分の姿を写して人々に見せよ」と告げたと読まれています。京都大学が所蔵画像を公開しています。[3]
2020年の広がり
医学誌JAMAの文化紹介では、1月末に感染症とアマビエを結び付ける投稿が現れ、妖怪絵師・大蛇堂が2月27日に現代版の絵と描いて広める呼び掛けを投稿したことが、ハッシュタグの拡大を促したと整理されています。[1] 企業や行政も図案を使い、国内外へ広がりました。
意味と注意
不安の大きい時期に、描く・見る・共有するという行為で連帯や願いを表す文化現象でした。一方、アマビエの画像そのものに感染を予防・治療する医学的効果があるわけではありません。衛生対策や医療情報の代わりではなく、民俗的モチーフと創作活動として紹介する必要があります。