MEME
流石兄弟
読み:さすがきょうだい
別名:兄者と弟者
ノートパソコンの前で兄者と弟者が掛け合うAA。「流石だよな俺ら」という自賛と実際の失敗のずれを軸に、台詞の差し替え、家族の追加、板ごとの題材へ広がった。
どんなAA?
流石兄弟は、ノートパソコンの前に並ぶ兄者と弟者の二人組。左の兄者は「´ゝ`」、右の弟者は「´<`」の顔を持つ。兄者が何かをしたと話し、弟者が褒めたり、間違いを指摘したりする掛け合いに使われる。
∧_∧
∧_∧ (´<_` )
( ´_ゝ`) / ⌒i
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__(__ニつ/ FMV / .| .|____
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二人とも落ち着いた顔をしているが、話す内容や行動がずれている。「流石だよな俺ら」と自分たちを持ち上げるほど、実際の失敗との落差がオチになる。絵の配置を保ち、台詞を替えてさまざまな題材を入れられる定型だ。
700番を取ったつもりが、704番だった
2002年9月7日、モナー板のフーン系スレッドの704番に、二人とパソコンを組み合わせたAAが投稿された。発言は700番を取ったという内容なのに、実際の投稿番号は704。弟側には「流石だよな俺ら」という台詞が付いている。
掲示板では、100番や1000番などの区切りの番号を取ること自体が遊びになる。この投稿は、狙った番号を外しているのに二人が得意げにしていることで成立するネタだった。
顔のもとになったフーンや、パソコンの前にいる一人のAAは先に使われている。流石兄弟としての特徴は、それらを二人組にし、失敗と自賛を会話の形で重ねたところにある。
台詞を替え、家族や別の板にも広がる
同じスレッドでは、番号を替えて二人を再使用する投稿が続いた。二人を気に入ったという反応や、わざと区切りの番号を外すネタに使えるという提案もある。その後は通信やパソコンの失敗などへ題材が変わり、構図を残したまま別の会話が作られた。
10月の顔文字板の続編には父者・母者らが加わり、オカルト板のスレッドでは板の題材に合わせた掛け合いが始まる。11月には妹者も登場し、二人の自賛に、家族からの呼びかけや情報を持ち込めるようになった。
流石兄弟では、顔、立ち位置、パソコンが場面の土台になる。そこへ二人の台詞を置くだけで、話を進める役と受ける役を伝えられる。読者が構図を知っていれば、絵を使い回しても、言葉のずれや返答の意外さで新しいネタを作れる。