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やる夫
読み:やるお
別名:やる夫、やるお、やる夫AA
「~だお」という口調で知られ、解説・物語系AA作品の主人公として定着したキャラクター。
どんなネタ?
やる夫は、丸い頭と大きな目を持つ人型のAA(アスキーアート)キャラクター。「~だお」という語尾で話し、自信満々に何かを始めて失敗する人物や、少し調子のよい主人公として描かれることが多い。[1][2]
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初期のやる夫には、場違いな言動で周囲をいら立たせるような役柄が目立った。しかし、表情や動作のAAが増えるにつれて、初心者、学生、経営者、冒険者など、ほぼどのような役でも演じられる主人公へ発展した。[2][3]
元ネタ・広まり方
やる夫の原型は、2006年に2ちゃんねるのニュース速報板で使われた一連のAAとされる。「ほんとはVIPでやりたいんだお」「だからニュー速でやるお!」という三段構成の投稿が注目され、同年7月には「だからニュー速でやるお!のガイドライン」というスレッドが立てられた。[1]
当初は「ニュー速でやる夫」とも呼ばれ、その台詞から「やるお」を「やる夫」と書く名前が定着した。AAの顔立ちには既存のAAから受け継いだ要素があるため、一人の作者がすべてを完成させたというより、掲示板上の改変から成立したキャラクターと見るのが自然だ。[1]
2007年ごろから、やる夫を主人公にした長編の物語スレッドが増えた。歴史、科学、職業、投資などを会話形式で説明する「やる夫で学ぶ」系も盛んになり、単発の煽りAAだったやる夫は、読者と一緒に知識を得る案内役にもなった。[2][3][4]
「やる夫スレ」と学ぶ系
やる夫たちのAAと台詞を連ねて物語や解説を進める作品は、まとめて「やる夫スレ」と呼ばれる。既存作品の翻案、歴史物、オリジナル小説、実用的な入門講座など、題材は幅広い。[2][3]
学ぶ系では、知識のないやる夫が疑問や勘違いを示し、やらない夫などの登場人物が説明する構成がよく使われる。読者に近い初心者をやる夫が代行するため、難しい話にも会話として入りやすい。大学の講義資料「やる夫で学ぶディジタル信号処理」のように、この形式を実際の教材へ応用した例もある。[5]
ただし、やる夫スレには共通の公式世界があるわけではない。同じAAでも、作品が変われば性格、年齢、能力、人間関係まで変わる。
どう使う?
勢いだけで新しいことへ手を出す場面、楽観的すぎる計画、失敗しても懲りずに立ち上がる様子などに向いている。「~だお」を添えるだけでも、強がりと親しみやすさが同居した、やる夫らしい調子を出しやすい。
解説記事では、読者が抱きそうな素朴な疑問をやる夫に言わせ、別の登場人物が答える形にも使える。やる夫を単なる愚か者にせず、読者の代理として扱うと、学ぶ系の読みやすさを生かせる。
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ここを押さえる
やる夫の出発点は「だからニュー速でやるお!」という掲示板上の一言ネタだが、現在知られる人物像は、その後の多数の作品が積み重ねたもの。無職、学生、専門家などの設定は作品ごとの配役であり、固定された公式設定ではない。[1][3]
また、語尾の「~だお」はキャラクターを示す重要な記号だが、どの発言にも機械的に付ける必要はない。驚き、泣き、怒りなどに応じて口調を変えるAAも多く、台詞と表情を組み合わせることで意味が伝わる。
AAを掲載するときは等幅フォントを使い、行頭の空白を保つ。環境によって文字幅が異なると、丸い頭や顔の位置が大きく崩れやすい。