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ギコ猫
読み:ぎこねこ
別名:ギコ猫、ギコ、ギコネコ
「ゴルァ!」などの台詞で知られる初期ネット文化を代表するAA。
どんなネタ?
ギコ猫は、三角形の耳と「(゚Д゚)」の顔を持つ猫型のAA(アスキーアート)キャラクター。ぶっきらぼうな口調と、「ゴルァ!」「逝ってよし!」などの荒っぽい台詞で知られている。[1][2]
∧ ∧
(,,゚Д゚) < ゴルァ!
⊂ つ
~| |
し`J
怒った顔ではあるものの、単に怖い存在というわけではない。強いツッコミを担当したり、毒舌なのにどこか愛嬌のある登場人物として会話へ加わったりする。作品によっては面倒見のよい役や常識人役にもなり、性格は使い手によって変化する。[2]
元ネタ・広まり方
ギコ猫の源流は、2ちゃんねるより前に存在した匿名掲示板「あやしいわーるど」など、1990年代後半の掲示板文化にあるとされる。発祥年や「ギコ」という言葉の細かな由来には複数の説明があり、一人の作者が完成形を発表したキャラクターではない。[1][2][4]
その後、2ちゃんねるの顔文字板やモナー板で姿、台詞、性格付けが共有され、モナーと並ぶ代表的なAAキャラクターになった。立ち姿だけでなく、四足歩行の猫らしい形や、座る、走る、物を持つといった多数の型が作られ、会話AAや長編AA、Flash作品などへ広がっていった。[2][3]
「ギコ・ハニャーン」が正式名称として紹介されることもある。「ギコ」「ギコ猫」という短い呼び方が定着し、「フサギコ」など多くの派生キャラクターも生まれた。[1][2]
商標出願騒動
2002年、玩具メーカーのタカラは「ギコ猫」を玩具、文具、衣類などの商品区分で商標登録出願していた。この事実が知られると、自然発生し、多数の利用者が育てたキャラクターを一企業が独占するのではないかとして、ネット上で強い反発が起きた。[4][5]
タカラは2002年6月3日に出願の取り下げを発表し、出願は軽率だったとして利用者らへ謝罪した。出願が広く知られてから撤回までが非常に早かったことも含め、初期インターネットにおける「共同体で育った創作物を誰が所有するのか」という問題を象徴する出来事になった。[5][6]
どう使う?
腹が立つ出来事へのツッコミ、明らかな間違いの指摘、相手の無茶な要求への抗議などに向いている。文章だけでは強すぎる言葉でも、ギコ猫のAAを添えることで、昔の掲示板らしい冗談として見せやすくなる。
現在使うなら、本気の罵倒ではなく、親しい間柄での軽いツッコミや、古いネット文化を再現する演出として使うのが分かりやすい。
当サイトの創作用例:「そのファイル名で“最新版”が三つあるぞ、ゴルァ!」
ここを押さえる
ギコ猫はモナーよりも古い系譜を持つとされるが、長い期間にわたって匿名利用者が改変してきたため、誕生の一点や作者を断定するのは難しい。記事では「1990年代後半の掲示板文化が源流」「2ちゃんねるで代表的な姿とキャラクター性が定着」と分けて説明すると誤解が少ない。[1][3][4]
また、「逝ってよし!」は初期ネット文化を示す代表的な台詞だが、字面どおりに受け取れば攻撃性が強い。歴史的な用例として紹介する場合と、現代の会話で実際に人へ向ける場合は分けて考えたい。
AAは文字幅と空白で形を作る。掲載時には等幅フォントとコードブロックを使い、全角空白や行頭の空白を削除しないようにすると、ギコ猫の姿が崩れにくい。
参考資料
出典・参考
- https://pmakino.jp/channel5/misc/2chbible.html
- https://w.atwiki.jp/aadic/pages/59.html
- https://websitemap.sakura.ne.jp/monograph/monograph10.html
- https://www.glocom.ac.jp/wp-content/uploads/2020/10/chijo78_2002_07.pdf
- https://www.itmedia.co.jp/news/0206/03/njbt_04.html
- https://www.itmedia.co.jp/news/0206/03/njbt_05.html