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MEME

しぃ

読み:しぃ

別名:しぃ、しー、しぃちゃん

ギコ猫から派生して広まった猫型AAキャラクター。

画像未設定

どんなネタ?

しぃは、「(゚ー゚)」の穏やかな表情を持つ猫型のAA(アスキーアート)キャラクター。ギコ猫とよく似ているが、頬を表す「」と小さくほほ笑んだような口が特徴で、段ボール箱に入った姿もよく使われる。[1][2]

    ∧ ∧___
  /(*゚ー゚) /\
 /| ̄∪∪ ̄|\/
  |  しぃ |/
   ̄ ̄ ̄ ̄

「ダッコ♪」と抱擁を求めたり、「ハニャーン」と鳴いたりする、かわいらしい役柄が代表的。一般には雌のギコ猫として扱われ、ギコ猫の恋人や相棒として描かれることも多い。ただし、匿名の共同創作であるため、性別や関係性が必ず固定されているわけではない。[1]

元ネタ・広まり方

しぃの原型は、2000年6月ごろ、2ちゃんねるで「しー★」と名乗る利用者が使っていたギコ猫風のAAとされる。その個人用キャラクターが他の利用者にも使われるようになり、「しー」から「しぃ」へと表記を変えながら独立したAAキャラクターとして定着した。[1][5]

記録上は、2000年6月6日に現在の姿に近い箱入りのギコ猫AAが現れ、6月12日には「しー★」によるしぃの初期例がモナー板へ投稿されたとされる。同年7月には専用スレッドが作られ、しぃを題材にした短編や会話AAが盛んに制作されるようになった。[1][5]

モナー板では、モナー、ギコ猫、モララーなどと共演することで役柄が増え、代表的なAAキャラクターの一つになった。やがて長編AAやFlash動画にも登場し、掲示板の外へ知られるきっかけを得た。[2][3]

「しぃのうた」と派生文化

しぃを題材にした代表的なFlash作品が「しぃのうた」である。しぃとギコ猫の思い出や淡い恋心を描く物語として公開され、かわいらしいだけでなく、切ない物語を演じられるキャラクターとしての印象を広げた。[4]

一方、2001年から2002年ごろには、しぃを攻撃したり不幸な目に遭わせたりするAAも作られ、専用スレッドや派生キャラクターへ発展した。初期の穏やかなしぃと、後年の攻撃的な作品に登場するしぃでは、性格付けや作品の雰囲気が大きく異なる。[5]

このため、「しぃ」という名前だけで常に同じ人物像を指すわけではない。かわいいマスコット、ギコ猫の相手役、物語の主人公、風刺や悪趣味な冗談の対象など、スレッドごとに別の役を演じるキャラクターとして見ると理解しやすい。

どう使う?

うれしそうな反応、控えめなお願い、安心できる場所でくつろぐ様子などに向いている。段ボール箱のAAを使えば、「ここが落ち着く」「拾ってほしい」「少し休みたい」といった感情も表現できる。

ギコ猫と並べる場合は、強い口調のギコ猫と柔らかいしぃを対比させた会話にすると、それぞれの特徴が分かりやすい。

当サイトの創作用例:「この段ボール、ちょうどいいね。今日はここでひとやすみ♪」

ここを押さえる

しぃはギコ猫の単なる表情違いとして始まったのではなく、特定の利用者が使ったキャラクターが共有され、名前や役柄を与えられて独立した存在になった。その成立過程自体が、匿名掲示板における共同創作の分かりやすい例である。[1][5]

また、代表的な「ダッコ♪」のしぃと、攻撃的な派生作品に登場するしぃは、同じAAを使っていても文脈が異なる。かわいいキャラクターとして紹介する記事で、後者の設定まで標準設定のように混ぜない方がよい。

AAは文字幅と空白で形を作るため、掲載時は等幅フォントとコードブロックを使い、全角空白や行頭の空白を維持すると姿が崩れにくい。

参考資料

  1. 通信用語の基礎知識 ― しぃちゃん
  2. AAキャラ図鑑 ― しぃ
  3. Flash動画史 ― 2ch系AAキャラクターの誕生と展開
  4. 通信用語の基礎知識 ― しぃのうた
  5. アブ板Wiki ― しぃの歴史
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出典・参考