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ぞぬ
読み:ぞぬ
別名:ゾヌ
コンビニの唐揚げをめぐる冗談から生まれた架空の動物。2000年に名前と生態が会話で作られ、犬風のAAから大きな顔と短い脚の定番形、ゾヌーピーなどの派生へ広がった。
どんなAA?
ぞぬは、垂れた耳と大きな犬の顔、短い二本足を持つAA。実在する犬種の名前ではなく、掲示板の会話から作られた架空の生き物である。顔に比べて体が小さいため、犬らしさと、妙な生き物らしさが同居している。
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食べられる動物として語られ始めたものが、AAの中ではほかのキャラに反応したり、逆に捕食したりする登場人物にもなった。
皆が知っているふりをして、設定が増えた
始まりは、2000年4月24日の初心者の質問板「コンビニの『唐揚げ』って・・・」。投稿の伏せ字を受けて、14が「食用ぞぬ」という言葉を置き、ほかの投稿者もその動物を知っているように会話を続けた。四国に住む犬風の生き物だという説明も加わるが、これらは食品の原材料を調べた話ではなく、共同で架空の動物を作る冗談である。
26日には犬のAAが付き、28日には、ぞぬと名乗る別の犬顔も投稿される。まず名前と生態の話があり、後から姿を文字で表す試みが続いている。4月24日を、上の定番AAが完成した日と見ることはできない。
後の定番形は、『あずまんが大王』の忠吉さんのAAを改造したものとされるが、最初の改造投稿は不明である。名前が会話で生まれた流れと、定番の顔ができた経緯は別の段階にある。
大きな顔を、別の構図にも
初期スレでは、飼育や鳴き声なども語られ、架空の生態が増えていく。誰かが説明すると、次の人が同じ前提で続きを付ける。実物がないからこそ、会話がその生き物の世界を作っている。
スヌーピー風の「ゾヌーピー」や、配達車へ顔を入れた「ゾヌ急便」などもある。犬風の大きな顔は、別のキャラや乗り物の構図に移しても目印になる。
名前をもっともらしく語る遊びと、顔をいろいろな場所へ置く遊びがつながっている。ぞぬは、一人が細部まで設定した動物を見せるというより、掲示板の会話と改変で姿を育てていったキャラだ。