MEME
SiSお嬢さん
読み:しすおじょうさん
別名:お嬢さん、SiSおぜうさん
SiSのチップセットを少女に見立てた、自作PC板のメイド姿のAA。翻訳にまつわる「お嬢さん」という呼び名から、部品の仕様を服や体の各部へ割り当てる擬人化へ発展した。
どんなAA?
SiSお嬢さんは、半導体メーカーSiSのチップセットを少女として表したAA。頭飾りとメイド服、胸の「SiS」が目印で、自作PC板の話題から生まれた。カラーでは茶髪と緑系の服が代表的だ。
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PCの部品について話す場にメイド姿の少女がいる、という取り合わせが特徴だ。大型のAAでは、体の各部にチップセットや接続規格の名称を付け、キャラの姿を部品の図解としても使っている。
呼び名が先にあり、AAが作られた
「【SiSプリ】お嬢さん 激萌え【PCI急行】」の2004年12月31日の冒頭には、すでにSiSを「お嬢さん」と呼んで擬人化する趣旨が書かれている。当時の住人は、翻訳サイトでSiSが「お嬢さん」と訳されたことや、英語のsisの意味を命名の理由として説明していた。会社名を人への呼びかけのように読み替えたことが、キャラづくりの入口になっている。
2005年1月22日には、既存の大型メイドAAをマザーボード風に改変してほしいという依頼が投稿された。翌23日にはSiS756/965やCPU、PCIなどの文字を加えた大型版が登場し、夜には通常のPCスレにも貼りやすい小型版が作られる。1月23日は名前が生まれた日ではなく、SiS用のAAが形になった日である。
仕様の話をキャラの話にする
大型版は部品の名前を読み込むための図、小型版は会話に添える顔として働く。同じ擬人化でも、詳しく描く形と、短い投稿に連れていく形が作り分けられていた。住人の依頼に応じて文字や大きさを変える制作過程も、このAAの成り立ちの一部だ。
大型AAは、同人誌『POPCAN 0405』の絵を参照している。既存の少女の姿を借り、仕様名を書き込んでSiSのキャラへ変えるという二段階がある。その後はデスクトップマスコットソフト「伺か」にも展開した。技術用語の羅列を人物の姿に重ねることで、部品への愛着や好みも、キャラをめぐる会話として表せるようになった。