MEME
ナナメギコ
読み:ななめぎこ
別名:斜めギコ
文字の形と配置で斜め顔を作ったギコ系AA。2005年のスレッドで顔から全身・動作へ発展し、AA物語を経てFlash作品「NANAME CITY」の登場人物にもなった。
どんなAA?
ナナメギコは、左右の目の高さや「々」の口を使い、顔が斜めを向いて見えるようにしたギコ系AA。「斜めギコ」とも呼ばれる。画像を回転させるのではなく、文字の形と配置で傾きを作っている。「イシャハドコデスカ」という台詞を添える形もある。
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漢字をいじってできた斜め顔
初期スレッドは、モナー板の「々゚」。2005年5月17日21時39分44秒の1番に、「漢字弄くっているうちに斜め顔のギコが出来ました」と記され、小さな顔が投稿される。わずか数分後の4番には全身と乗り物、5番には食べる姿が作られている。
最初は顔の形の発見だったものが、手足や動作を足すことで、参加者が使えるキャラクターになっていった。普通のギコを傾けて描く発想というより、記号を組み合わせた結果、猫の顔が斜めに見えたという出発点が面白い。
スレッドでは、ほかのAAの顔を傾ける改変や、「傾く」という言葉にかけたネタも生まれる。同じ仕組みを別の人物や台詞に移すことで、斜め顔から場面を広げられる。
AA物語から「NANAME CITY」へ
5月28日0時48分28秒の417番からは、「nanamesity前半」と記されたAA物語の投稿が始まる。418番では、元ネタとしてFlash作品「NIGHTMARE CITY」が示される。顔の改変から、既存作品を参照した物語へと進んだ。
そのAA物語は、Flash作品「NANAME CITY」として再制作された。作者側の公開ページは、原作を「『々゚』スレ417さん」、原作の元ネタをClairvoyanceの「NIGHTMARE CITY」、音楽を研究室403号室の「Southern Cross」としている。最初の顔の発案、AA物語の制作、Flash化は、それぞれ別の段階である。
2005年6月11日の個人ブログにも、「NANAME CITY」を見てナナメギコを知り、元スレッドへ進んだ記録がある。掲示板から動画へ広がるだけでなく、作品を見た人がAAへ戻る経路も生まれた。数文字の斜め顔が、物語と映像の登場人物へ育った例だ。