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意識高い系
読み:いしきたかいけい
別名:意識高い系
自己啓発やビジネス用語を過剰に好む人物を揶揄するネットスラング。
どんなネタ?
「意識高い系」は、向上心や社会貢献への関心が高そうに振る舞うものの、実力や行動が伴っていない、と見なされた人を皮肉る言葉です。難しい横文字、著名人との交流、読書会や起業イベント、充実した自己像のSNS発信などが記号として挙げられます。「意識が高い」という褒め言葉に「系」を足し、本物ではなく雰囲気だけという距離を作るのが特徴です。
元ネタ・広まり方
2010年代前半、学生や若手社会人のSNS利用と自己ブランディングをめぐる語として広まりました[1][2]。大学生の言語や「片腹痛い」表現を扱う研究資料にも、当時の新語として現れます[3]。就職活動、ノマド、起業、自己啓発などの流行と結びつきましたが、誰が最初に作ったかより、ネットで共有された「言葉ほど中身がない人物像」として定着した語です。
どう使う?
抽象語ばかりで具体案がないプレゼンに「意識高い系の資料だ」と自虐する使い方があります。学習や社会活動へ真剣に取り組む人まで冷笑すると、挑戦を封じる言葉になるため注意します。
当サイトの創作用例:「資料に“シナジー”が十二回あるのに担当者が空欄で、部長は『意識高い系から実行計画へ進もう』と赤字を入れた。」
ここを押さえる
批判対象は本来、意識の高さではなく、自己演出と実態の落差です。ただし実態を知らない第三者が見た目だけで判定しやすい語でもあります。具体的に何が空疎なのか示さなければ、努力する人への反射的な冷笑になります。