MEME
スイーツ(笑)
読み:すいーつ(わらい)
別名:スイーツ(笑)、スイーツ笑
流行やメディア情報に影響されやすい女性像を揶揄する2000年代のネットスラング。
どんなネタ?
「スイーツ(笑)」は、流行の菓子や恋愛、雑誌的なライフスタイルを無批判にありがたがっている、と見なされた女性を皮肉るネットスラングです。「デザート」をわざわざ「スイーツ」と呼ぶ気取りを笑い、末尾の「(笑)」で発言全体に冷笑を加えます。実際に甘味が好きな人を指す言葉ではなく、メディアに踊らされる人物というステレオタイプを作るラベルでした。
元ネタ・広まり方
2007年前後の匿名掲示板で、「自分へのご褒美」「頑張った私」など女性誌風の語句を並べたコピペや、広告語彙への反発と結びついて流行しました[1][2]。同年の「ネット流行語大賞」で銀賞となったことも、当時の知名度を示します[1][3]。ただし発生経路には複数の投稿や改変が絡み、最初の一人・一文を厳密に確定するより、2007年の掲示板文化の中で定着した語と捉えるのが適切です。
どう使う?
現在は2000年代後半のネット文化を再現する引用や、古いネット語を自虐的に演じる場面に向きます。現実の女性一般をくくる用法は、性別に基づく侮蔑になりやすいため避けた方がよいでしょう。
当サイトの創作用例:「平成ネット語展のパネルに『自分へのご褒美(笑)』とあり、先輩は“時代まで含めて展示物だね”と苦笑した。」
ここを押さえる
単なる「おしゃれ好き」ではなく、消費文化と女性誌への冷笑を女性像へ重ねた言葉です。歴史資料としては有用ですが、いま無批判に人物評価へ使うと、当時のミソジニーまで再生産しやすい点が重要です。