MEME
サイゼで喜ぶ彼女
読み:さいぜでよろこぶかのじょ
別名:サイゼで喜ぶ彼女、サイゼで喜ぶ女、サイゼ論争
サイゼリヤの料理を楽しむ女性のイラストが、理想の恋人像・デート代・ジェンダー観をめぐる大論争とパロディを生んだ2022年のミーム。
一枚のイラスト
2022年2月、サイゼリヤの料理を前に笑顔を見せる女性を描いたイラストが「サイゼで喜ぶ彼女」と呼ばれ拡散しました。絵そのものは気軽な外食を楽しむ場面ですが、以前から繰り返されていた「安価な店で喜ぶ女性は理想的か」という議論と結びつきました。[1]
なぜ論争になった?
肯定側は費用に関係なく楽しめる関係を好ましく見て、批判側は男性に都合のよい女性像や、相手の希望を無視した店選びを正当化する表現だと読みました。イラストに明記されていない動機や交際状況まで各自が補ったため、同じ絵から全く異なる物語が作られました。[1]
パロディの拡大
性別や人物を入れ替える、高級店で困る人を描く、料理を別の商品に変えるなど多数の派生が生まれました。「サイゼで喜ぶ○○」という型だけで、価値観をめぐる論争そのものを再現できます。後年には、鹿児島に店舗がないことをオチにした同名の別漫画も描かれています。[2]
論点を分ける
サイゼリヤを好きか、初回デートの店として選ぶか、相手に低価格を強いるかは別の問題です。ミームを説明するときは、女性一般の本音を表す絵でも、企業公式広告でもないと明記します。2022年上半期のネット流行語候補にも入り、論争自体が知名度を押し上げました。[3]