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モナーの仲間と派生AA23選!見た目とキャラクターの違いを解説
モナーの仲間と派生AA23種類をコードブロック付きで紹介。初代・丸耳から大耳、128頭身、食べ物型、少女型まで、見た目の違いとキャラクターのつながりを解説する。
公開 2026年10月13日 / 更新 2026年10月13日
AAとは?
AAは「アスキーアート(ASCII Art)」の略で、文字や記号を並べて顔や人物、物の形を描く文字絵のことだ。画像を貼らなくても、文字の配置だけで表情やポーズを見せられる。モナーは、そのAAから生まれた代表的なキャラクターの一つである。
この記事で紹介するのは、主に匿名掲示板「2ちゃんねる(2ch)」で投稿・改変されながら広がったAAだ。「モナー板」「厨房板」「競馬板」などの「板」は、話題ごとに分かれた掲示板のコーナーを指す。その中で、題名を付けて会話や投稿を続ける場所が「スレッド」で、「てすと」や「21世紀は大耳モナーが支配する!」はスレッドの名前である。
誰かがAAを投稿すると、別の人が耳や顔を描き替えたり、台詞や名前を足したりする。そうしたやり取りを通じて、同じ顔から新しい仲間や物語が生まれていった。
モナーから広がった23種類の仲間
耳を大きくする。身体を横へ広げる。帽子をかぶった少女にする。モナーの仲間は、文字を少し描き替えるだけで、ずいぶん違う姿になる。
「´∀`」の笑顔が残っていればモナーらしく見えるが、切り身や砂時計になったAAもある。さらに、その姿へ名前や台詞が付くと、追いかける相手、恋人、魔神といった役柄まで生まれる。文字の絵を変えることが、登場人物を増やすことにつながっていた。
ここでは、モナーの古い姿から、名前や物語でつながる仲間まで23種類を紹介する。すべての項目にAAを載せているので、耳、顔、身体の違いを見比べてほしい。名前に「モナ」が入っていても、すべてが同じAAを直接描き替えたものとは限らない。
この記事で紹介するAA
| 見比べるポイント | 主なキャラクター | 掲載数 |
|---|---|---|
| 古いモナーの顔と耳 | 初代モナー、丸耳モナー | 2 |
| 耳や体型を大きく変える | 大耳モナー、太ましいモナー、128頭身モナー | 5 |
| 食べ物の形で会話する | じゃがモナー、おさしみモナー | 2 |
| 動物の姿に変える | カメモナー、モナアザラシ | 2 |
| 少女の姿と人物関係 | モナ子、大耳萌奈美、れもな | 5 |
| 道具や現象をキャラにする | モニー、砂時計モナー、スパークモナー | 3 |
| 顔、台詞、反応が役を作る | 偽モナー、マゾモナー、モネール、モナ魔神 | 4 |
古いモナーの顔と耳を見比べる
モナーの古い姿は、耳が丸い点だけを見ると似ている。「初代」と「丸耳」の違いは、顔や台詞まで合わせると分かりやすい。最初からすべての名前が付いていたわけではなく、後から古い姿を区別した呼び名もある。
1. 初代モナー
丸い耳と「´ー`」の顔を持つ、モナーの古い姿。「ご隠居モナー」とも呼ばれ、後の作品では老人や先祖のような役を担う。昔のAAという来歴が、そのままキャラクターの年齢に結び付いている。
∩_∩
( ´ー`)
( )
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(_)__)
2000年1月3日、2ちゃんねるの厨房板にある掲示板スレッド「てすと」に、この系統の顔が投稿されている。ただし、最初から「初代モナー」と名乗っていたわけではない。後のモナーと区別するための呼び名で、正確な起源には不明な点がある。
2. 丸耳モナー
「∩_∩」の丸い耳に、「´∀`」の笑顔を付けたモナー。初代モナーに似ているが、顔を見比べると違いが分かる。耳が同じだからといって、二つの名前が完全に同じ姿を指すわけではない。
∩_∩
( ´∀`)
( )
| | |
(__)_)
厨房板の掲示板スレッド「てすと」では、2000年1月3日の投稿の中で、「´ー`」系の顔から、この笑顔と「おまえもな」の台詞へ変化している。後には丸耳を一つの種類として扱い、保護や繁殖を描く物語にも使われた。
耳や体型を大きく変える
顔を残して身体の比率を変えると、見慣れたモナーが別の立ち姿になる。耳を広げる、横へ太らせる、縦へ伸ばす、胴を消す。同じ題材でも、どこを描き替えるかで印象は大きく変わる。
3. 大耳モナー
耳を左右へ大きく開いたモナー。「(\_/)」がうさぎの耳のように見える。「21世紀モナー」という別名もあり、新しい時代の主役を名乗る大げさな登場が印象的だ。
(\_/)
( ´∀`)
( )
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(___)_)
2000年12月2日、モナー板の掲示板スレッド「21世紀は大耳モナーが支配する!」に登場した。同じスレでは大耳モララーや大耳ギコも作られ、「耳を大きくする」という一つの改変が、ほかのAAへ広がっている。後に紹介する大耳萌奈美の帽子や人形にも、この耳が残る。
4. 太ましいモナー
モナーを縦ではなく横へ広げたAA。読みは「ふとましいモナー」。頭、胴、足がまとめて大きくなり、いつもの「オマエモナー」も、どっしりした姿で言うと違う雰囲気になる。
/\__/\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(  ̄∀ ̄ )< オマエモナー
( ) \_____
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(____)____)
2001年8月7日、モナー板の掲示板スレッド「やったー太ましいモナー出来たよー」に登場した。すぐにフーン顔やモララー顔にも横幅を増やす改変が続く。顔を替えなくても、体の比率と文字の間隔だけで別のキャラに見せられる。
5. 128頭身モナー
八頭身モナーのさらに先へ進み、体を途方もなく長くしたAA。代表形では、胴体を何重にも巻いて画面へ収めている。「128」は名前であり、すべてのAAを正確に数えるための数字ではない。
∧_∧
(´∀`* ) r´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
/( S )~ヽoO 8頭さん…❤︎ |
|/ ハ ヽ | 乂_____ノ
/ / ヽヽ |
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( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄‾)/⌒`/⌒´つ
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄) //
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)/ /
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)_/
2002年2月に始まった、モナー板の掲示板スレッド「128頭身のモナーはキモイ」に初期の姿が残る。作品では八頭身モナーを慕い、今度は八頭身側に気味悪がられる。誰かを追う八頭身に、もっと極端な追い手を付けることで、体型だけでなく役割もひっくり返した。
6. 胴無しモナー
頭から直接脚が生え、胴体と腕を省いたモナー。128頭身が伸ばしすぎるなら、こちらは消しすぎる。顔がいつものモナーに近いぶん、抜けた身体の部分が目立つ。
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
( ´∀`) ( ´∀`) (´・∀・`)
(_⌒ヽ (_⌒ヽ (_⌒ヽ
,)ノ `J ,)ノ `J ,)ノ `J
2001年11月22日、モナー板に「胴無しのモナーはキモイ」という掲示板スレッドが立ち、翌23日に大耳型や通常の耳のAAが投稿された。名前と題材を先に置き、それを見た人が姿を描く流れである。胴がなくても、脚を動かせば歩く場面を作れる。
7. Xモナー
大きく角ばった顔と細長い手足を持つモナー。顔も立ち姿も独特で、通常のAAを少し横へ伸ばしただけの姿とは違う。「X」は元の絵を描いた投稿者の名に由来する。
,へ__,へ
〔 / ヽ 〕
\ ∀ /
ヽ, (
と つ
| /⌒l |
ノ / ,ノ |
(_) (___)
2003年、AAサロン板の掲示板スレッド「AA達の格闘ゲーム作りませんか?ROUND1」で、絵を別の参加者が文字に移した。Xモララーと対になるキャラで、その後は対戦ゲーム「Goluah!!」にも登場する。文字の改変だけでなく、描き手の絵柄を取り込む派生もあった。
食べ物の形でも会話は続く
顔と台詞さえ残れば、身体がいもや刺身になっても登場人物として話せる。じゃがモナーとおさしみモナーは、同じスレッドの中で、外見の描き替えを変身の物語へ取り込んだ仲間だ。
8. じゃがモナー
でこぼこしたじゃがいもの身体に、モナーの顔と手足を付けたAA。2001年6月、モナー板の掲示板スレッド「じゃがいも」に登場した。いもに見える輪郭が、名前を読む前から題材を伝える。
C⌒ヽ
(丶´∀`)
⊂ 、 ` つ
( ゝ )
(__)_)
このキャラは、周囲までじゃがいもの姿へ変えてしまう。輪郭の描き替えを、追いかけっこや変身の出来事にしたわけだ。食べ物に変わっても顔と台詞が残るため、キャラクター同士の会話は続けられる。
9. おさしみモナー
波打つ細長い身体を持つ、切り身のようなAA。2001年11月、モナー板の掲示板スレッド「じゃがいも」に「おさしみモナー先輩」として現れる。見た目は刺身なのに、女性キャラに好かれる先輩として振る舞う取り合わせが可笑しい。
(~ ̄~~(
) ´ー`)
( つ /つ
) //)
∪ ∪
じゃがモナーと同様、外見を食材へ変えても人物関係は残る。後の「ねここ」関連作品では、自分をこんにゃくだと称する場面もある。薄く波打つ形が別の食べ物にも見えることまで、掛け合いに使っている。
動物の姿に変える
人型のモナーから離れ、甲羅やひれを持つ姿へ。短い鳴き声や笑顔を添えるだけで動物らしく見えるが、表情や台詞を替えれば、穏やかな姿のまま違う場面にも使える。
10. カメモナー
小さな甲羅と「^^」の顔を持つカメ型AA。「モナー」という名が付くが、いつもの顔をそのままカメの身体へ載せた姿ではない。少ない線で描かれた、素朴な笑顔のカメだ。
___
~(___)(^^)
| |
2001年2月25日、モナー板の掲示板スレッド「カメモナー」で、投稿者「モナオ」が名前と姿を示した。甲羅を長くしたり、泣き顔に替えたりするだけで、新しい状態を作れる。かわいがる場面から復活や強い姿への変化まで、小さな基本形にいろいろな展開が加わった。
11. モナアザラシ
横長のアザラシの身体に「´∀`」の顔を付けたAA。「モキュ」と鳴く姿が代表的で、ひれと丸い身体が、寝そべる動物らしいのんびりした感じを出している。
_/ ̄ ̄ ̄ ̄\ モキュ
∑_ ∪ ´∀`) モキュ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
2001年3月、競馬板の掲示板スレッド「最強馬光帝君臨!!」で作られ、モナー板にも専用スレができた。和む場面だけでなく、後の作品では毒舌の内面を見せることもある。同じ穏やかな顔のまま、台詞を替えて印象をずらせる。
少女の姿にして、物語の相手役を作る
モナーの顔を帽子に残す擬人化もあれば、髪や服、口調を足す女性AAもある。外見の違いだけでなく、誰と関わる人物なのかを見ると、似た名前のキャラも見分けやすくなる。
12. モナ子
モナーの顔が付いた帽子をかぶる少女。モナー本体へ髪を足すのではなく、人間の顔と身体を描き、帽子に元のキャラを残している。帽子と本人、二つの顔が並ぶ形が目印だ。
∧_∧
/__´∀`ヽ
〃/ハ)ヽヽ
リハ,,´∀`ノゝ
∪ V )
/___:|_ヽ
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先行するイラストやうちわをもとに、2000年10月、モナー板の掲示板スレッド「これでモナとギコのAA作れませんか?」でAAが作られた。ギコ子と対になり、AA作品「モナ研」では研究者役も担う。髪や服を描き込むことで、会話や物語へ使いやすい人物になった。
13. 大耳萌奈美
大耳モナーの帽子をかぶり、手にも大耳モナーのパペットを付けた少女。「もなみ」とも呼ばれる。顔や体は人間に変わっても、大きな耳が元のAAとのつながりを伝える。
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/ ,ノヽヘヽ
ひハ ゚ ー゚ノ!ひ
ヽ V_人ノノ
くノハヾゝ
し'ノ
2002年2月9日、ラウンジ板の掲示板スレッド「実は大耳モナーが好きな人の数→」に姿があり、翌10日に「大耳萌奈美」へ名前を統一する発言が残る。「バーチャルネット・ラウンジャーもなみ9歳」という個人サイトの顔にもなり、AAの仲間から、文章や交流を担う看板キャラへ広がった。
14. モナカ
長い髪と髪飾りを付け、「あんたモナァー!?」と話す女性AA。2000年6月、モナー板の掲示板スレッド「モナカちゃんデビュー」で、姿と強気な台詞が一緒に登場した。菓子の最中をかたどったキャラではない。
∧_∧
∂/ハ)ヽ
|ハ `∀´ノ
ノ )
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口調や初期スレのドイツ語・帰国の話題から、『新世紀エヴァンゲリオン』のアスカを下敷きにしたと考えられるが、由来は推定である。アニメの人物を思わせる態度へ「モナー」の言葉を混ぜ、外見だけでなく会話もパロディにしている。
15. れもな
髪と服を付けた女性のモナー系AA。ひらがなの「れもな」と、カタカナの「レモナ」は、単なる表記違いではない。物語では、れもなが亡くなった恋人、レモナがその過去と結び付く別の存在になる。
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∂ノハヾゝ
ゝ’ワ’ノ
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/二二ゝ
(_人_)
2001年2月、モナー板の掲示板スレッド「モナーの彼女を作ろうよ♪」に女性AAが登場するが、「れもな」の名が付いた時期は不明である。後の筋書きではモナーと結婚し、事故で亡くなった後、脳細胞がレモナの製作に使われる。これは作品の来歴で、すべてのモナーに共通する公式設定ではない。
16. ブラックレモナ
黒い三角の耳、十字形の髪飾り、前髪が目印の女性AA。「モニータ」の名も持ち、レモナと関わる物語に登場する。似た輪郭の中へ、別人と分かる小さな違いを入れた姿だ。
▲_▲
+ ノハヘ+
|・/ "ワ")
§〓B〓)
!! Y |
(__)_)
初出候補は、2002年11月に始まったモナー板の掲示板スレッド「レモナちゃんの真実!」だが、最初の投稿までは特定されていない。改造されてレモナと戦う筋書きのほか、別形態や姉妹のように扱う作品もある。名前だけで「悪いレモナ」や実の姉妹に固定すると、作品ごとの違いを見落とす。
道具や現象をキャラクターにする
テレビは映し、砂時計は時間を知らせ、スパークは電気を放つ。顔を物の中へ入れるだけでなく、その物が何をするかまで台詞や動作に使うと、一枚のAAから次の場面を作れる。
17. モニー
ブラウン管テレビの画面にモナーの顔が映り、筐体には「Mony」と書かれたAA。足があるため、テレビそのものが歩いて話す。画面は映像を見せる場所であると同時に、本人の顔でもある。
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| ̄ ̄ =  ̄\
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\ Mony |
 ̄| ̄| ̄| ̄
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2000年10月、モナー板の掲示板スレッド「モニー登場」で、大型の姿から小型の形へ描き替えられた。Sonyのテレビとモナーを合わせた名前も文字遊びの一つだ。画面の中身を替えれば、外側のテレビを残したまま表情やネタを変えられる。
18. 砂時計モナー
砂時計の上側にモナーの顔を描いたAA。くびれた身体と「あと10秒」のような台詞で、時間切れが迫る場面を作る。2004年9月、モナー板の掲示板スレッド「ヤター新AA砂時計モナーできたよー」に、名前と姿が登場した。
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) (__) (
( ,´∀`)
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 ̄ ̄ ̄
砂が落ち切れば終わりのはずが、上下をひっくり返すと再開する。次の投稿者が反転した姿を貼れば、同じネタをもう一度続けられる。数字を替える、形を大きくするという改変もあり、持ち時間は10秒に固定されていない。
19. スパークモナー
ぎざぎざした輪郭に、モナーの顔を入れた光の塊のようなAA。周囲へ線と星を伸ばすと、電気を放っているように見える。身体を大きく動かさなくても、周りの記号で動きを作れる。
☆ ☆
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∠,, o´∀`o ,,ゝ
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2001年5月、モナー板の掲示板スレッド「新キャラ」では、最初の姿に名前を求め、返信で「スパークモナー」の案が出た。輪郭、頬、手にも改変が加わり、電気を使う能力へとつながる。一枚を完成させて発表するより、形と名前から次の発想を足していくキャラである。
顔、台詞、反応がキャラの役を作る
顔の一部や決まった反応を変えるだけでも、別の人物になる。不思議な声で話す、何をされても喜ぶ、眠気の限界を告げる、願いを曲解する。姿と一言が合わさるところに、それぞれの個性がある。
20. 偽モナー
モナーに近い耳と身体に、白目と「¥」の口を付けたAA。「ズモモモモ」という声も特徴になる。「偽モナー」はモナーに似た偽物全般ではなく、この固有の姿を指す。
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2001年9月、モナー板の掲示板スレッド「厳しいモララー 2」に顔と発声が残るが、その投稿にはまだ「偽モナー」の名はない。後には八頭身や丁寧に話す形も使われる。身体を大きく替えるより、目と口を外すだけで、見慣れたモナーへ異様さを加えている。
21. マゾモナー
攻撃されると、嫌がるどころか「yahoo!」と喜ぶAA。耳のない姿や、縛られた身体で描かれる。2003年10月、モナー板の掲示板スレッド「マゾモナー」では、蹴られる場面から、この逆の反応を見せた。
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( *´∀`)
ミ_三三)
し_)_)
困らせたい側の狙いが、喜ぶ相手によって外れてしまう。攻撃をやめて無視しても、今度は「放置」と受け取って喜ぶ。外見の改変以上に、何をされても同じ調子で歓迎する反応がキャラを見分ける手掛かりになる。
22. モネール
地面へ伸びた猫型の身体で「ゲンカイ、モネール・・・」と告げるAA。閉じた目、力の抜けた姿、短い退場の台詞が揃い、もう起きていられない気分を一枚で伝える。
⊿ ⊿ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
υ――(ーдー) < ゲンカイ、モネール・・・
⊆――⊇‐⊆ \__________
2001年9月、モナー板の掲示板スレッド「逝きのいいギコ パート2」に早朝の用例がある。名前に「モ」が入っていても、通常のモナーを寝かせた姿ではなく、ギコ猫から派生した可能性がある。制作の詳細は不明だが、眠気や疲れを表す使い方は外見だけでも分かる。
23. モナ魔神
壺から煙のように身体を伸ばし、願いをかなえるモナー。段を重ねた帽子と壺が、魔神らしい姿を作る。2001年12月、モナー板の掲示板スレッド「どんな願いも叶えるモナ魔神」では、ギコが壺を蹴ると現れる。
( ̄ ̄ ̄)
(二二二)
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~) )
( (~~
V
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頼み事を聞いてくれるが、言葉を曲解するため、願った側の望む結果にならない。外見を作り直さなくても、願いの文面を替えるだけで新しい落ちを作れる。後にはモララーへ能力を渡し、モラ魔神につながる展開もある。
似た名前を見分けるには
大耳モナーと大耳萌奈美は、耳という共通の目印を残しながら、動物型から少女へ姿を変えている。一方、れもなとレモナは名前が近くても、物語で担う人物が違う。モナカとモナ子も、口調を持つ女性AAと、帽子で元のキャラを示す少女という違いがある。
耳や輪郭の改変を見ることと、人物関係を読むことは、派生をたどる二つの入口になる。顔を変えずに役を替える場合も、姿を大きく変えて同じ題材を残す場合もある。その違いが、モナーの仲間を一枚ずつ見る楽しさになっている。
おわりに
いかがだっただろうか。見覚えのあるモナーも、初めて見る仲間も、並べてみると耳や顔、身体のちょっとした違いに気付く。いもになっても、テレビになっても、短い台詞を添えれば一人の登場人物として話し始めるところが、AAの面白さだ。
気になるキャラがいたら、個別記事でその姿が生まれたやり取りも覗いてみてほしい。一枚の文字絵に誰かが手を加え、名前を付け、次の物語を作る。23種類の仲間には、そんな掲示板ならではの遊びが詰まっている。